私の「欲しい!」を叶える作品撮り用カメラ|パナソニック LUMIX S1RII

Rinaty
私の「欲しい!」を叶える作品撮り用カメラ|パナソニック LUMIX S1RII

はじめに

みなさんこんにちは。セルフポートレート写真家のRinatyです。
色んなメーカーのカメラを使ってきた私ですが、ここ最近は高確率でこのカメラを使っています。
それはこちら!

パナソニック LUMIX S1RIIです。

私が初めて購入したLUMIXのカメラはS5II。
コスパが良く、色味がとても好みだと感じました。

私がS5IIで物足りないと感じていたのは、画質。
撮影の仕事で使用したり、SNSに作品をアップしたりする分には全く問題のない画質ですが、全紙など大きなサイズでプリントした際にどうしても粗いと感じていました。
元々高画素機としてS1Rが存在していましたが、どうしてもボディが大きくて重く、バッテリーもS5IIと異なることから導入を躊躇っていました。
(後日S1Rをお借りした際に絵作りが非常に美しく、S1RIIとは異なる良さがあったため結局購入してしまいました笑。比較についての記事もまたいずれ書こうと思います)

そんな時に登場したのがS1RII。
高画素機であり、防塵防滴、そして色がとても美しい。さらに重たすぎず、セルフポートレートを撮る際の操作性が非常に高い。
私が欲しいものがぎゅっと詰まったカメラが登場しました!

S1RIIのスペック

●サイズ
重さ795g(バッテリー、SDカード装着状態)
幅約134.3mm、高さ約102.3mm、奥行約91.8mm

旧型のS1Rは1kg超えだったため、かなりコンパクトになりました。

並べるとこんな感じ。ここまで小さくできるなんてビックリです!

左:LUMIX S1R 右:LUMIX S1RII

●堅牢性
S1RIIには-10℃から40℃まで対応の堅牢性(防塵防滴・耐低温)があります。
私はハードなロケがとても多いため、かなり重要なポイントです。

S1RIIはシャッター閉幕機能もついており、塵が入りづらくなりました。
こちらは鳥取砂丘で撮影したセルフポートレート作品。砂丘は砂が常に空中を舞っていますが、トラブルなく撮影をすることができました。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN Art
■撮影環境:ISO 100 ,F8 ,SS 1/200 ,28mm

こちらは-10℃、風速20mの環境下で撮ったセルフポートレート作品です。
真冬の過酷な環境下で6時間連続で撮影していましたが全く問題ありませんでした。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO100 ,F11,SS 1/200 ,46mm

操作性

●約184万ドット チルトフリーアングルモニター
チルト機構とフリーアングル機構を組み合わせたモニターで、ハイアングルやローアングルでもかなり使いやすくなりました。
ハイアングルや縦構図で撮る際にフリーアングルだと画面が見やすくなりますし、ローアングルや横構図で撮る時はチルトが便利だなと感じました。

●約576万ドット リアルビューファインダー
周りがとても明るい時(雪原にいる時など)は個人的にビューファインダー必須です。
ビューファインダーは非常に美しく、現地の美しさを損なわず確認することができます。

●ハイブリッドズーム搭載
こちらはレンズのズームリングを回しながら、光学ズームとクロップズームを同時に動作させるという機能です。
これによりレンズの焦点距離以上にズームが可能になります。便利すぎてびっくりしちゃいました!

こちらは光学ズームで70mmで撮影。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO2500 ,F2.8 ,SS 1/13 ,70mm

対してこちらはクロップズームで130mmで撮影しています。

奥の提灯がより圧縮されて、余計な部分を入れずに美しい構図で残すことができました。
スムーズに、そして直感的に構図を決めることができます。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO2500 ,F2.8 ,SS 1/15 ,130mm

AF性能

S1RIIにはライカとパナソニックが共同開発したL2 Technologyの高性能エンジンが搭載されています。
コントラストAFに加えて、像面位相差AFを採用したハイブリッドAFにより被写体検出(人物・動物・車両等)も強化されています。

セルフポートレート動画にもチャレンジしてみました!動画でも人物に対してAFがしっかり追尾してくれています。

描写・質感

●有効画素数:約4,430万画素

個展などでよく作品を大きく展示する身としては、やはりなるべく高い画素数で残しておきたいと思っています。
近年、画像を保存しておく記録メディアもかなり値上がりしているため、これくらいの画素数で残すのがバランスが良くていいなと感じています。
加えて、ハイレゾモードを使うと約1億7,700万画素で残すことができます。しかも、手持ちでも撮れます。

こちらはハイレゾモードで撮影した風景写真です。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO200 ,F7.1 ,SS 1/200 ,24mm

ハイレゾモードと、4,430万画素で撮影したデータとで並べた画像はこちら。左がハイレゾモード、右が通常モードです。

左:ハイレゾモード 右:通常撮影

こう比べると、解像感が異なります。
大きなサイズで展示する際はぜひこのハイレゾモードで残しておきたいです。

高感度ノイズ耐性もかなり強いと感じています。
こちらはISO6400で撮影したセルフポートレート。これだけ高感度で撮影しても顔のディテールもしっかり残っています。

■撮影機材:LUMIX S1RII + LUMIX S 24-70mm PRO F2.8
■撮影環境:ISO6400 ,F2.8 ,SS 1/50 ,26mm

連写性能

S1RIIは電子シャッターで秒間40コマで撮影できます。野鳥やスポーツなど動き物を撮る人にはかなりありがたい機能だと思います。
対して約2,410万画素のS1IIはさらに高速な秒間70コマで撮影できるため、より連写機能を求める方はそちらもおすすめです。

秒間40コマであれば連写した画像を繋げればこのように動画にもなります。

またプリ連写機能も搭載されており、シャッターを全押しする1.5秒前の瞬間を遡って記録することもできます。これにより決定的な瞬間でも撮り逃しを大幅に減らせます。

色表現

私がLUMIXのカメラで最も重視しているポイントです。
LUMIXのカメラを使うようになって、レタッチ作業が格段に減りました。

●肌の色表現
肌の色が黄色っぽくなったり青っぽくなったりすることなく、パッとみた時に美しいと感じています。

●赤色の表現が美しい
私は赤色の表現にかなりこだわっています。
カメラによっては色飽和してしまったり、色ノリが悪いことがあります。
ですがLUMIXのカメラは理想的な赤色を表現してくれます。

個人的にS1RとS1RIIで色の出方が少し違うなと感じており、明るい赤色はS1RII、濃いダークな赤色はS1Rが向いているなと感じています。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6
■撮影環境:ISO100 ,F10 ,SS 1/200 ,31mm

赤だけでなく、白、青、緑の色表現もとても綺麗です。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO
■撮影環境:ISO400 ,F8 ,SS 1/200 ,14mm
■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN Art
■撮影環境:ISO 100 ,F2.8 ,SS 1/200 ,56mm

LUMIX Lab(スマホアプリ)との連携でリアルタイムLUTが使用可能です。
私はこのリアルタイムLUTが楽しすぎてLUMIXのカメラにどハマりしました。
アプリ内で沢山のLUTが無料配布されており、それを自由にダウンロードして使うことができます。

ダウンロードしたLUTで撮った作品はこちら!

初期の状態から搭載されているSample LUT3で撮影。
海外の雑誌のような雰囲気で残せてとても楽しいです。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S 14-28mm F4-5.6
■撮影環境:ISO100 ,F4.5 ,SS 1/640 ,18mm

続いてこちらは
Smoky Color-Sで撮影したセルフポートレート。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO100 ,F8 ,SS 1/100 ,38mm

通常の人物モードで撮影した作品はこちら!
正直このままでもすごく綺麗ですが、LUTを使うことによって、より世界観を出すことができました。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO100 ,F8 ,SS 1/100 ,38mm

こちらは諫早市のフルーツバス停で色んなLUTを試してみました。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1R II + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO200 ,F7.1 ,SS 1/200 ,30mm
■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO200 ,F7.1 ,SS 1/200 ,30mm
■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
■撮影環境:ISO200 ,F7.1 ,SS 1/200 ,30mm

お気に入りの色味で撮影した作品をすぐにスマホに転送することができるので、旅が多い人にもおすすめです。

最近、LUMIX Labでさらにすごい機能が追加されました。それは「Magic LUT」です。
これはAIを使用して、好きな色味の写真を読み込むとそのLUTを作ることができる機能です。
ということで、私の過去作品を読み込んでLUTを作ってみました。

読み込んだ作品はこちら。

それを使って作ったLUTで撮った作品がこちら!

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO
■撮影環境:ISO125 ,F4.6 ,SS 1/100 ,19mm

かなり重厚感が増しました。

人物モードで撮影した写真はこちら。

■撮影機材:Panasonic LUMIX S1RII + LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO
■撮影環境:ISO125 ,F4.6 ,SS 1/100 ,19mm

好きな絵画を読み込んで、作風を近づけたりするのも楽しいのでおすすめです。

まとめ

S1RIIは「次世代のハイブリッド旗艦モデル」と呼ぶにふさわしいカメラです。
旧モデルS1Rの持つ“高解像・描写追求”というDNAを受け継ぎながらも、AF・動画・操作性・機動力という撮影環境の変化に対応しています。
セルフポートレートは人生史であり、私にとってS1RIIは「私の人生を写す相棒」となりました。

これからも沢山の場所でこのカメラと共に作品を残していきたいです。

 

 

■写真家:Rinaty
2021年よりフリーランスフォトグラファーに転身、大阪を拠点として全国で活動中。カメラマン・モデル・ヘアメイク・スタイリング・アートディレクションを全て一人でこなすセルフポートレート写真家として多くの作品を残す。フォトウォークやセミナー等の撮影イベントも多く開催し、上田安子服飾専門学校ファッションフォトグラフィックコースにて講師を務める。その一方でウェディング前撮り、成人式前撮り、プロフィール撮影、キッズ撮影、広告撮影、商品撮影など幅広く活躍している。
日本写真家協会 正会員・東京カメラ部2022 10選

 

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